東洋医学 中医学 漢方

 

東洋医学とは 厳密には 中医学 インドのアーユルヴェーダ、チベット医学などの医学をまとめたもののことを言うのですが、現代の医学では 中国の伝承医学である「中医学」と、そこから独自に発展した日本の「漢方」 を 「東洋医学」と呼ぶことが多いようです。

「漢方」というと漢方薬のことを 思い浮かべるかもしれませんが、少し昔は西洋医学を「蘭方」中医学の影響を受けたものを「漢方」として使われていました。

 

東洋医学の特徴は、体の治癒力を増大させて、新陳代謝を促します。単に病気を治すだけでなく、体質から改善することができます。テレビのコマーシャルでもみかける「未病」という言葉、特に目立った症状がなくても「元気が出ない・活力がない」というのは病気の段階に入っていると考えられます。身体に問題がなければ 「元気がでない・活力がない」ということはあり得ません。これこそ「未病(未だ病気ではないが いずれ病気に移行するかもしれない)」を意味するものです。「病気」になる前の「未病」の状態で気付きもとの状態に戻せるようになるには 自分の体と日々向き合うことが大事です。

 

中医学では、薬膳や漢方薬、按摩 鍼灸 気功 経絡やツボを使用した治療法があります。

その中でも 副作用の少ない(誰でも実行しやすい)経絡を意識したストレッチとツボ刺激を組み合わせた 「経絡ストレッチ」で 体の中の治癒力を高めていきましょう。